梅雨明け後の虫エサでの夜の博多湾のヘチ釣り

ヘチ・落とし込み釣り

福岡では、6月27日の金曜日に、異例の速さで梅雨明け宣言がされました。

6月は、例年と比べると全国的に平均気温が2.0度高かったようで、7月~8月は厳しい暑さが続くとのことです。

博多湾や玄界灘は、冬から春にかけての低水温のおかげで魚が例年と比べると異常なまでに少ないことは、過日記述した通りです。

しかしまあ、50歳から17年ブログを書いていますが、今年の春先からの博多湾の魚の数は過去一番の少なさで、釣り場に行くたびに首をかしげてしまいます。

メバルやアラカブやタケノコメバルの数はお話にならないほど少なく、例年イヤになるほどハリに掛かる20~30センチのシーバスがほとんど釣れません。

かれこれ10年以上も前に、夏の猛暑で、博多湾の海水温が上昇し、カラス貝やカニやエビが死滅し、キスやメバルがプカプカ浮いていた翌年よりも断然少ない感じです。

そのような中、今現在チヌだけはコンスタントにカニエサやカラス貝で釣れているようです。

「釣り場に釣り人がいないこと」が何を物語っているか?

夕方6時半ぐらいに、先週買ったアオイソメの残りを持って東浜に向かいました。

基本的に釣れないため、アオイソメが減らないまま弱っています。

東浜の西側の付け根から、釣り場を見渡しますと、釣り人が皆無です。

旧チップヤードの前の護岸にも、御笠川沿いに伸びた堤防にも、誰一人釣り人がいないのです。

土曜日の夕マズメに、ルアーマンすら一人もいないということは、既に暗雲の兆しです。(笑)

中央埠頭の御笠川沿いのポイントも、見渡す限り釣り人はいません。

サーチライトが照らす部分の周囲には、たいてい釣り人がいるんですが、今日は皆無です。

「釣り場に釣り人がいないこと」が何を物語っているかは、お察しのとおりです。

砂山ポイントでは常連さんと珍しい釣り人たちが竿を出していました!

砂山ポイントに着きますと、珍しくグループで釣りをされている方々がおられました。

サビキ釣りをしているみたいですが、釣り人の動きからして釣れている感じではありません。

反対側には、この釣り場で10年来の顔見知りとなっている常連さんがエギを投げてコウイカを狙っていましたが、「さすがに、もうコウイカは、おらんみたいやね~!」と苦笑い。

まだまだ仕掛けを作るにも時間があるため、いろいろと近況報告を伺いました。

なんと金曜日の夜に、28センチのメバルが1匹釣れたとのこと。

それ以外は何も釣れなかったが、メバルを刺身で食べたとのこと。

また、早朝に砂山ポイントを覗くと、カニをエサにしてチヌを立て続けに釣っている釣り人がいたそうです。

チヌを専門に狙う方とは釣り場でお会いする機会が多く、この釣り場でカニをエサにしてチヌを立て続けに釣っている釣り人も5~6名は顔が思い出されます。

また、須崎埠頭でサビキ釣りをされている方が、中型クーラー一杯になるぐらい、小さなサバゴとサッパを釣っていたそうです。

「散歩がてらの釣れない釣り」も慣れれば癒されます!

いつも竿を出すポイントで、釣り始めることにしました。

浅いタナから深いタナまで探りますが、アタリは皆無。

今日は、クサフグすらいないようです。

停泊している船の位置で、今日は探れるスペースが僅かですが、これも仕方ありません。

夜の8時で、この明るさですから、釣る時間も短時間です。

たった一度のアタリで釣れたのがこちらのアラカブです。

15センチぐらいです。

それから、アチコチ・・・・アオイソメがハリに刺さった仕掛けを落とし込みますが、アタリは皆無。

クロも釣れる時期なのですが、さっぱりアタリがありません。

8時半過ぎになり、竿をたたんでいますと、4人で来られているグループの方は、まだ竿を出しています。

今日の釣果は、小さなアラカブ1匹のみ。

夕涼みがてらの散歩と思えば、苦にもなりません。

何としても魚を釣りたい方・見たい方は、今現在一番のおすすめは、早起きしてカニエサやカラス貝を持って、チヌが付くポイントを探れば、数枚は獲れるんじゃないかと思います。

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