いろいろな紫陽花の花が、近所で咲き始めました。
暦では、もう夏なんですね~。

6月8日の日曜日、例年より4日遅い北部九州の梅雨入り宣言がありました。
そう云えば、金曜日の仕事帰りに、新天町のいつもの場所に飾り山を組み立てる準備が始まりました。

博多山笠は、毎年7月1日から7月15日まで催されるので、あとひと月もせずに開始です。
今年は、桜の花が咲いても、メバルやシーバスやタケノコメバルは、例年のように釣れず、GWは半ばやけくそ気味に、ダイソーのエギを投げ散らかして、シリヤケコウイカを3杯釣りました。
だが、コウイカも釣れなくなり、いよいよ、チヌやキビレの季節到来かと思いきや、さにあらず。
去年もいつもの場所でのチヌやキビレは少なく感じましたが、今年はさらに輪をかけて壊滅的にアタリが少ないような気がします。
もっとも、私は腕利きの方がカニやカラスやフジツボなどで探り散らかした後で、ノコノコのほほんと、夕方から竿を出すので、基本おこぼれ狙いです。
ただでさえ魚が少ないので、おこぼれにありつけません。
カニとアオイソメを持って東浜の砂山に向かった博多の釣りバカ

夕方の6時ぐらいに、昨日、顔見知りの常連さんから頂いたカニを持って、東浜の砂山を探ることにしました。

いつもの釣り場には、釣り人が全くいません。
釣れないから釣り人がいないのか?それとも朝方や昼間に誰かが竿を出して探った後なのか、見当がつきません。
カニエサでも、カツカツ・・・とマシンガンのようなアタリがあり、エサが消滅します。
クサフグの仕業です。

竿を置いて、しばらく休憩。
アタリすらなくて、カニエサがなくなることも…。
8匹いたカニがすべてフグにやられて昨日買ったアオイソメをハリに刺すと、瞬殺でエサがなくなります。

再びボラードに竿を立てかけて、ある程度暗くならねば、フグが邪魔して釣りにならないことを悟りました。
まともな魚がほとんどいないのに、迷惑なフグだけはしっかりいるので、なんだかイライラしてきたので、竿を置いて気分をリセット。
ハリスを1・7号にして、袖型9号を結び、フグをも釣れる仕掛けにしました。
7時40分になってやっと本日初の魚が釣れました!
フグをも釣れる仕掛けにし直した途端に、フグのアタリがサッパリなくなりました。
フグのやつらが、私が仕掛けを作り直していたのを、海の中から眺めていたみたいな感じです。
かなり薄暗くなった7時40分ぐらいに、ゴムの緩衝材のすぐ近くをアオイソメが付いたハリを落としていくと、仕掛が途中で止まり、竿先が曲がっています。
竿先を送り込む間もなく、すかさずアワセを入れますと、直線的に突っ走る鋭角的な引きをする魚がハリに掛かりました。

丸々とした23センチぐらいの梅雨グロです。
何を食べたらこんなに丸々しているのかが不思議です。
近くでサビキ釣りの方が、入れ代わり立ち代わりマキエを撒いている、というわけでもないのに…です。
魚の種類はともかくとして、たった1匹の魚を釣るのに、これほど苦労することなど今までに経験したことがないほどの、アタリの少なさです。
この梅雨グロを釣るまで、2時間近く魚を釣ることができませんでした。
ほんとに、魚のアタリが少なすぎるほど少ないのです。
梅雨グロを2匹追加して納竿した博多の釣りバカ
その後、先ほどのクロよりやや大きなクロと、半分ぐらいの小さなクロが2匹釣れました。

暗くなって釣れたのは梅雨グロ3枚。
そうこうしていると、進行方向から一人のチヌ釣り師がこちらに。
挨拶をすると、一昨年タチウオを釣っているときにお会いしたチヌ釣りの青年でした。
チヌ釣り仲間の間では、「昨年はかってないほどのチヌの少なさ」と言っていたのに、「今年はそれを上回るチヌの少なさ」と、苦笑いされていました。
このような状況の中、来週は沖防に渡り、ラブメイタ杯に参加するのだとか…。
チヌ釣りの青年と別れて、30分ほどアチコチを探りましたが、アタリは皆無。

梅雨グロは、妻に電話するまでもなく、もちろんリリースです。
ボウズは免れましたが、今年は、気分的にはいつもボウズのような気分です。
魚が釣れないので、アオイソメ50グラムがなかなか減りません。
来週も残りのアオイソメを持って、懲りることなく竿を出します。
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