須崎埠頭東側排水溝周りは大物を期待せずに散歩がてらの竿出しがお薦めな釣り場
残念なことに、かっては須崎埠頭で最も良く魚が釣れた穀物埠頭である東側が立ち入り禁止になって久しい。
正直須崎埠頭の東側が立ち入り禁止になったときは、天を仰いで呪いたくなるような気分だった人もいるはずです。
私もその1人です。(苦笑)
博多湾屈指のポイントでしたから・・・。
博多湾内でのいろいろな魚の釣り方をここで学んだ気もしますし、ここで知り合いになった釣り人も多かったからです。
事実、ここに入れなくなって博多湾で釣りをしなくなった釣り人は多いのです。
だが、現実を甘受せざるを得ません。
SOLAS条約に批准している国としては、憲法よりも国際法では優先される条約を遵守するのは当然と言えば、当然ですから・・・!
偉そうなことを言うつもりは毛頭ありませんが、変化に対応できる釣り人が生き残れます。
ココがダメなら、アソコ・・・なのです。
環境順応性を試された気もいたしました。
立ち入り禁止になったぐらいで怯むような釣り人は、本当に釣りが好きなのかどうかを自問自答することです。
釣果はともかく、他の場所で釣れば良いだけです。
須崎埠頭東側の釣れるポイント
まずは下の地図をご覧下さい。
少しデフォルトし過ぎで、おかしな画像になっていますので、拡大図をご覧下さい。
A地点の解説
立ち入り禁止の柵から20メートルぐらいがポイントです。
少し折れ曲がっている部分までしか釣れないと思って構いません。
しかし、このポイントは昼間はクルマを付近に止めれないために釣り人はあまりいませんが、夜になり立ち入り禁止の場所の門が閉まるとクルマを止めれる為に、いつも誰かが釣りをしています。
一つは水銀灯があり、ライトなしで仕掛けが作れるほど明るいことでベイトフィッシュが集まっていることです。
もう一つは排水口があって流れを作り出していることです。
重要なファクターが二つ揃っていることは稀で、ここを狙わずしてどこを狙う?と言うポイントなのです。
実際に極寒期の2月ぐらいを除いては、何かが釣れるポイントです。
ちなみにここは、
メバルは3月から6月ぐらい、
コウイカは4月から8月ぐらい、
メイタは4月から11月ぐらい、
セイゴは3月から翌1月ぐらい、
もちろんウキ釣りも投げ釣りも出来ますし、ルアーでもシーバスは釣れます。
B地点の解説
B地点ですが、ここはどうしたことかあまり釣れません。
と言うより、いろいろな釣りを試す方もほとんどいないのです。
際狙いのヘチ・落とし込み釣りでは、チヌやキビレやシーバスが狙えますが、釣果は安定していません。
60センチを超えるシーバスがカニエサで釣れたり、45センチぐらいのチヌやキビレが掛かることもありますが、釣れないことの方が多いです。
あまりのアタリのなさに、心が折れてすべてを探るのがアホらしくなり、途中で諦めることが多いポイントでもあります。
投げ釣りやウキ釣りをする方は、皆無と言ってよいポイントです。
Cポイントの解説
C地点は、やはり排水口があり、水銀灯があるため、ポイントAと同じようにいろいろな魚が釣れますが、ここではコウイカを狙う方もいませんし、すべての魚種において釣れ方はA地点よりも劣ります。
このポイントでは、大物はまず釣れませんが、小物釣りは退屈しない程度にコンスタントに釣れます。
投げ釣りをすると、すぐに根掛かりします。(涙)
ウキ釣りを本格的にやっている人もいませんが、排水口の竿1~2本先でメイタ~チヌが釣れることがあると言う釣り仲間もいます。
数年前に私はこの場所で、15~20センチぐらいのアイナメを入れ食い状態で釣ったことがあります。(それっきりでしたが・・・・!)
年によって条件が違いますが、前打ちで花見ガレイも釣れるポイントです。
多くの釣り人がしないことをすることで、意外な釣果を得ることができるかもしれません。
ルアーマンも多いのですが、このポイントでは稀にしか釣れないみたいです。
腰を落ち着けて釣るというよりも、メイタやメバルやセイゴクラスの拾い釣りに立ち寄る程度のポイントであると言うことです。
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