意外な大物も釣れることがある箱崎漁港船だまり
箱崎漁港と云えば、先端にある小波止を思い浮かべる方が多いと思います。
ですが、ついつい見逃しがちなポイントが箱崎漁港船溜りなのです。
どこも漁師さんの船やプレジャーボートがいっぱいで、なかなか竿を出す気にもなれないはずです。
ですが、そんなところほど「場荒れしていない穴場スポット」でもあるのです。
人の行く道には花は咲かないというか、ニッチな釣行計画が功を奏することもあるのです。
箱崎漁協周辺部で釣れる魚と釣り方
箱崎漁港船溜りの中でも漁協のある周辺部は、時期も釣り方も限られますが、誰も竿を出さないから案外穴場なのです。
箱崎漁協周辺部で釣れる魚と釣り方及び時期やエサについて解説いたします。
箱崎漁協周辺部で釣れる魚は、メイタ~チヌ、キビレ、セイゴ~スズキ、メバル、タケノコメバル、ハゼ、アジゴなどです。
この場所での、釣り方は、ヘチ釣り、ウキ釣り、ルアー釣りの3つのパターンです。
このポイントでの投げ釣りは、船が多いことと、障害物が多いことで、おすすめではありません。
この箱崎漁協周辺部で一番大切なことは、釣る時期です。
1月中旬ぐらいからGWぐらいまでは、ほとんど釣れないと思っていたほうが良いです。
ヘチ釣りをしても、ウキ釣りをしても釣れるのはこのシマハゼぐらいです。
箱崎漁協周辺部の各ポイントでの狙い方
造船所の前のスロープは、ウキ釣りやルアー釣りで思わぬ大物のチヌやスズキやキビレが釣れるポイントです。
ウキ釣りの場合は干満に合わせて底ズラシで狙うことがキモで、小さな電気ウキを使って、なるべく音を立てないで釣ることが重要です。
水面に自分の姿が映らないように、水際から離れて釣ることも大切になります。
シーバスの大型一発狙いの時は、シンキングあるいはフロ―ティングを使い分けて狙ってみましょう。
アジング用のジグヘッドリグでは、小型のシーバスやメバルも狙えます。
漁協から奥に向かって段差があるポイントではヘチ釣りで、タケノコメバルやメイタ、キビレ、セイゴが良く釣れます。
潮位が高い上げ潮の5分ぐらいから下げの2分ぐらいが狙い目です。
船溜まりは海底に障害物が多く、根掛かり多発地帯であることを覚悟して仕掛けは多めに持参しましょう。
造船所の前の小さな波止は、立ち入り禁止の柵があり、中には入れませんが、そのわきから狙える特級ポイントがこちらです。
中が空洞になっており、海水が出入りするためにこのポイントではメバル、チヌ、キビレ、フッコがかなりの確率で釣れます。
このポイントを攻略するためには、上に高圧電線があるため磯竿よりも8フィートぐらいの竿でタナを1ヒロぐらいになるようにしてウキを飛ばす釣り方がお勧めです。
時合が良ければ、思わぬ大物と出会える確率が高いポイントです。
潮井浜前のポイント
ゴロタ浜の石があるところは、満ち込みの時の夜にウキ釣りをすると、メバルやメイタが釣れます。
造船所の横で、博多山笠の時にお馴染みの潮井浜と鳥居が見える場所です。
満ち込みの時に丁寧に探ると、意外な発見がある釣り場が箱崎漁港なのです。
遠くに行かずとも、こんなすぐ近くでも良いポイントを発見できると思います。
コメント