能古島東波止付近の釣り場ではどんな釣り方でどのような魚が釣れるのかを解説します。
能古島に住んでおられる方で釣りが好きな方であれば、能古島東波止付近の釣り場でいつ、どんな仕掛けとエサで何が釣れるのかは凡そお分かりなはずですが、年に数回ぐらいしか訪れることがない釣り人はなかなか把握しにくいのが実情です。
この記事を書いている私も最初の2~3回ぐらいの釣行では、どこで何が釣れるのか?・・・、皆目見当がつきませんでした。^^;
ただ単に船に乗って能古島東波止に行けば、何かしら釣れるんじゃ~ないか?!と思って行ったのです。^^;
ですが、たった数回の釣行で全体像を把握することなど到底無理です。^^;
何十回と通ううちにいろいろなことが季節季節で分るようになるためには、数年に渡り数十回の釣行が必要でした。(汗!)
たった1~2回の釣行ですべてを把握できるほどの腕利きでもなく、そんなに聡明な釣り師でもありません。(苦笑)
しかも、ポイントポイントを釣り歩くと、2~3回どころか4~5回ぐらいでも、この能古島東波止付近の釣り場を熟知するなど・・・到底できるものではございません。
なので、私がこれまでこの付近を釣り歩いた経緯を踏まえて解説したいと思います。
能古島東波止付近の釣り場のポイント
まずは、下記のポイント解説の地図をご覧下さい。
竿を出す場所によって、釣れる魚や釣り方が違います。
私は基本的に脈釣りをして釣り歩きますが、脈釣りでは到底釣れない場所も多々ありますし、脈釣りしか釣れないポイントも多々あるのです。
すべてのポイントを一挙に書くのは不可能ですから、一つ一つのポイントについて詳しく書いていきたいと思います。
まずは釣り場の地図をご覧になってAからMまでの地点の把握をお願い致します。
能古島東波止付近の釣り場詳説1
能古島の東波止に行っても、全く釣りにならずに帰ってくる釣り人が案外います。^^;
つまりボウズで帰ってくる釣り人もいるんです。^^;
どこの釣り場でもそうなんですが、「釣れる魚と釣り方とエサ及び釣る時間」を間違うと、最悪ボウズを食らうハメになります。
よしんば最新の釣り情報を仕入れても、釣れないのは、肝心なことが詳しく書かれていないからです。
「能古島で45センチオーバーのチヌが3匹!」などと云う釣り情報で一体何が分かるのでしょうか?
能古島の東波止に適当に赴いてトンチンカンな釣りをして、「全然釣れんやないか!!」などと言われても困りますので、詳しく書きますので参考にされてください。
せっかく有料駐車に車を止めて、往復の市営渡船代を払ってまで行くのですから、ボウズだけは避けたいはずです。
能古島東波止付近のポイントAとBについて
今回は、能古島東波止付近のポイントAとBについて詳しく書きます。
まずは地図で場所を把握してください。
AのポイントもBのポイントも能古島の渡船場の船着場の左右です。
Aのポイント
Aのポイントで狙える魚を季節ごとに紹介します。
春・・・ メバル、アラカブ、タケノコメバル
夏・・・アジゴ、キス
秋・・・アジゴ、クロ、カワハギ、チャリコ
冬・・・メバル・アラカブ
(※冬の激寒期の1月後半から3月ぐらいまでは、何も釣れないので行かないほうが良い!)
それぞれの魚の釣り方を解説いたします。
メバル、アラカブ、タケノコメバルの釣り方
私がメバル、アラカブ、タケノコメバルを狙うときは、落とし込みのタックルで、エサはアオムシで、必ず夜釣りで満ち込みを狙います。
夕方からの満ち込み狙いでないと、釣れる魚も釣れません。(きっぱり!)
釣り方ですが、重めのガン玉をハリスに付けて海底から水深50センチぐらいまでを10センチ刻みぐらいで細かく狙うのです。
このAポイントで釣れるメバル、アラカブ、タケノコメバルのアベレージサイズですが、
・メバルは15センチぐらいと小型が多い
・アラカブは20センチぐらいの普通サイズ
・タケノコメバルも25センチ程度
アラカブは底付近で、メバルは底からどうかすると水深50センチでも釣れます。
アジゴの釣り方
アジゴはもちろんサビキ釣りですが、1匹づつ釣りたい方は渓流竿で、ウキをつけてサシアミをエサにすると釣れます。
朝夕のマズメ時が上げ潮の5分以上になっている時は、ほぼ入れ食い状態で釣れます。
キス、カワハギの釣り方
アジングタックなどで、ラインに中通しオモリの3号ぐらいをヨリモドシで止めてちょい投げで狙います。
満ち込み狙いで、エサは岩デコが鉄板です。
キスを狙うときは、船釣り用の2本バリ仕掛けがお勧めです。
カワハギを狙うときは、市販のハリス付きのカワハギ専用バリの1本バリ仕掛けで狙います。
ハリが合っていないと、全く釣れないのがカワハギです。
クロの釣り方
6月から11月ぐらいまで、アジゴ狙いのサビキ釣りで、クロがかかります。
大きなものは、25センチぐらいのものもいます。
夜にアオムシなどの虫エサで、落とし込み釣りで狙うのも面白い釣り方です。
Bのポイント
ここは、基本的にJのポイントの付け根左側からしか竿を出せません。
Aポイントと異なるのは、ヘチ狙いの釣り方オンリーです。
しかもBのポイントで竿を出すのは、夜だけです。
ここから狙える魚は、メバル、アラカブ、タケノコメバルとクロぐらいです。
昼間に釣りをしていると、渡船場の職員の方から注意されることもあります。
基本的に、夜のポイントだと思っていたほうが良いです。
AとBのポイントでメイタ~チヌは釣れないのか?
AとBのポイントでは、クロダイは2歳魚までのメイタ(手のひら+尻尾)ぐらいしか望めません。
「たまに型の良いチヌが釣れる」ということも聞いたこともありませんし、見たこともありません。
海では何が起こるか分からないので、ごくまれに大型のチヌが釣れるかも?しれません。
試す価値は、もちろんあります。
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