須崎埠頭西側はいろいろな魚種が狙えるクルマ横付けの釣り場
今回ご紹介する須崎埠頭の西側はクルマが横付けできて、狙える魚種も多い、北岸と並ぶファミリースポットです。
まずは位置を確認されてください。
荒津のオイルセンターの対面にあたります。
須崎埠頭の先端立ち入り部分と停泊しているフェリー「対州」のところからが釣り場となります。
この付近はトラックの往来が激しく、昼間は作業の邪魔になりますので要注意です。
ところどころで堤防の造りが違っていて、足元に空洞やスリットがあるところがあります。
船が一隻も停泊していないことは稀ですが、船がいない時は実に釣りやすい釣り場です。
春は全域でウキ釣りや投げ釣りでセイゴが狙え、たまに花見ガレイが混じります。
際では全域でメバルが狙え、タケノコメバルも多いポイントです。
また、コウイカが非常に多いポイントで、排水口付近は常連さんがズラリと並んで釣っています。
6月~7月は、ウキ釣りや置き竿釣法でセイゴはもちろんスズキクラスが釣れるポイントでもあるのです。
この時季はメイタ~チヌも活発化し、カラス貝やカニエサで50センチ前後のチヌも散発的に釣れるポイントです。
夏休みになるとサビキ釣り天国と化し、入れ替わり立ち代りサビキファミリーが訪れます。
8月ぐらいからメイタが夜の落とし込み釣りで数釣れる様にもなり、日中はキビナゴのエサにサゴシが釣れる様にもなります。
10月の半ばから年によって違いますが、タチウオが良く釣れるポイントでもあるのです。
晩秋から3月ぐらいの寒い時期は、釣り人がめっきり少なくなりますが、際ではメバルやセイゴが狙えますし、投げ釣りにセイゴも釣れます。
ルアーマンも見かけますが、釣っている方はなかなか情報を流しませんが、際を歩きながらルアーを泳がせる釣り方で実績を上げているルアーマンもいます。
狙い方・釣り方次第では、多くの魚種が釣れるポイントが、須崎埠頭の西側なのです。
須崎埠頭西側はヘチ・落とし込み釣りの入門ポイント
メイタ~チヌを狙うヘチ・落とし込み釣りを始めたい方には、この須崎埠頭の西側はおススメのポイントです。
年によってクロダイが多い年とサッパリいない年がありますが、クロダイが多い年に当ると、初心者でも2桁ぐらいのメイタ~チヌが釣れる釣り場です。
狙う時季は、ズバリ8月のお盆前後です。
夕方からアオムシをエサにして海面から1~3メートルの深さをマメに探れば、かなりの高確率で釣れます。
中には50センチを超えるチヌもいますので、タモは必携ですし、60センチを超えるスズキが釣れることもあります。
釣り方に慣れたら、何年間かは他の釣り場で竿を出しつつも、このポイントで春夏秋冬と竿を出してみてください。
同じ釣り方で、いろいろな魚が狙えることに驚かれるはずです。
道具がシンプルだけに、細部にこだわるようになります。
魚のアタリを竿先でダイレクトに感じて釣るのがヘチ・落とし込み釣りの醍醐味です。
きっと好きになると思いますので、試してみてはいかがでしょうか?
コメント