荒津オイルセンターの北岸~博多湾の釣り場

荒津オイルセンター

荒津オイルセンターの北岸は、ウキ釣り・投げ釣り・ヘチ釣り・ルアーフィッシングと何でも狙えるが、やっている方が少ないポイント。

荒津オイルセンターの北岸と一口に言ってもかなり広大な釣り場で、ポイントポイントによって釣り方が全く異なることが大きな特徴です。

釣り方を間違いますと、釣れる魚も全く釣れませんので要注意です!!

なので、このポイントに関しては3つに分けてご説明いたしたいと思います。

まずは位置確認をしてください。

赤灯台のある波止のふもとから、ヤフオクドームがある方向に長く北側に面しているかなり広大な波止です。

地図上では分りづらいのですが、道路に突起した階段があるところところまでが落とし込み釣りに適しているポイントです。

赤灯台の波止のふもとから、だいたいこの付近までが落とし込み釣りのポイントだと考えてください。

メイタ~チヌが狙えるのは6月後半から9月いっぱいぐらいまで。

注意するのはメイタ~チヌ狙いは潮の大小に拘わらず、上げ潮の3分ぐらいから満潮ぐらいまでが勝負です。

下げ潮になった途端に、なぜかほぼ釣れなくなります。

夜釣りでは、やはり満ち込みの時に春先や晩秋にはメバルやセイゴが散発的に釣れますが、型は小さいです。

以前は底にエサを落とすと、アイナメがよく釣れたポイントでもあるのですが、近年はほとんど釣れません。^^;

5~9月にかけて夜に水銀灯の前の波止に上ってタモを置いている連中がいますが、釣り人ではなく、コウイカを掬っている方々です。

ここでコウイカを掬うためには7メートルぐらいのタモが必要で、各自自作しているから凄い!

コウイカが多い年はこの辺で、エサ巻きスッテやエギでコウイカも狙えます。

釣れているかどうかは墨跡でだいたい分ります。

荒津オイルセンターの北岸でのヘチ釣り以外の釣り方

ここでウキ釣りをする釣り人はあまりいませんが、案外釣れるのです。

メイタ~チヌは6月から9月ぐらい。

セイゴはもっと時季が長く、3月から12月ぐらい。

どちらも夜釣りで、メイタ~チヌは海底付近をアオムシで狙います。

セイゴはウキ下1メートルぐらいから2メートルぐらいで良く釣れます。

投げ釣りをするとよく分るのですが、随所に根があり、すぐに引っ掛かります。

以前はジェットテンビンに1本バリの仕掛けでアイナメが釣れていたのですが、今となっては根掛かりばかりで投げ釣りはおススメできません。

ルアーフィッシングでは、夏場はフローティング・ミノー、それ以外の季節はシンキング・ミノーで、シーバスの実績があります。

荒津オイルセンター北岸のストラクチャー周り

博多湾の沖に向って出ているので、潮通しも良く、いろいろな魚が付きますが、何と言ってもセイゴ~スズキメイタ~チヌが狙い目です。

一番右側に位置するストラクチャー(構造物)がこちら。

こちらの橋脚周りは、セイゴ~スズキ、メイタ~チヌがよく付きまして、昼間でもアオムシやカニを付けてウキ下2ヒロぐらいを流すと結構釣れます。

但し、ラインコントロールが難しいポイントで、メイタ~チヌを狙う時は橋脚から20センチ以上離れると、まず釣れません。

だからと言って仕掛けをあまり近づけると、橋脚に絡んで仕掛けを失うハメになります。

6月~9月はマキエを撒いたウキフカセもできる場所です。

近年はこの橋脚周りでサンバソウではなくイシダイと言っても過言ではない良型も釣れています。

ウキ釣りでシーバスが良く釣れる穴場ポイント

こちらのストラクチャー(構造物)の間はセイゴ~スズキの穴場です。

キャスティングが難しいために狙う方はほとんどいません。

力を入れすぎると、ストラクチャー(構造物)に仕掛けが絡まったり、ウキが破損します。(涙)

正面に見える渡り梯子の下ぐらいが1番のポイントなのですが、口で言うのは簡単ですが、ここに仕掛けを流すのは結構至難の業です。

もちろん、ルアーでも同様にシーバスが狙えますが、キャスティングの正確さを求められます。

ブラックバスを長年狙っていた方であれば、案外容易く攻略できるポイントだとも言えます。

夕涼みがてらのアジゴやメバルを狙う方が多いポイント

一番左側のストラクチャー(構造物)周りでは、夏場から秋口にかけては、夜にアジゴなどの小物を狙う釣り人が多いのが特徴です。

春先はメバルを狙っている釣り人が多いのですが、ここ数年はメバルがほとんど釣れていません。

以前は私もここで20センチオーバーのメバルを良く釣ったポイントですが、もうしばらくの我慢が必要です。

テトラポットの左側先端までは昼間のマキエを使ったウキフカセではテスターの方々がメイタ~チヌを次々に釣ったことでも知られ、この場所に釣り座を構える方も多いポイントです。

当たり前のことですが、マキエを使った釣りは釣り場が汚れますので、納竿する時は海水でマキエをキレイに流して次の釣り人の迷惑にならないようにすることは最低限のマナーです。

ここ場所に夕涼みがてら来る常連の釣り人も多いので、お互い気持ちよく釣りをしたいものです。

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