大物はなかなか釣れませんが、キスやアジ、メバルを家族で手堅く釣るには良いポイント。キスの投げ釣りの熱狂的なファンもいます。
釣り人の中には、宮浦漁港と唐泊漁港の区別が良く分っていなく、宮浦漁港も唐泊漁港の一部であると思っている方が案外います。^^;
隣接する場所にありますし、あえて別個に考える必要もないかもしれませんが、釣り場として紹介する際は、それぞれを別個の釣り場であるとしたほうが分りやすいと思います。
唐泊漁港に比べると小さな釣り場ですから、釣り人の多くはここを回避しがちですが、ファミリーフィッシングを楽しむのであれば宮浦漁港&石積の波止の方がコンパクトで釣り易いと私は思っています。
メインの釣り場は長く延びた防波堤です。
地図をご覧下さい。
宮浦川の河口に位置し、対岸に導流堤があり、小さな砂浜の向こうには石積の波止があります。
また、反対側には短い桟橋があり、この桟橋からは玄界島、机島、柱島などに瀬渡しをするえびす丸が着く場所です。
定期的に来るわけではなく、予め予約しないと来ませんから、玄界島、机島、柱島でクロやチヌを狙いたい方は電話をしてみてください。
電話予約は092-809-1262 です。
宮浦漁港&石積の波止の釣り場解説
もう一度地図をご覧下さい。
ポイント①から④までを解説いたします。
ポイント①
ここはえびす丸が着くところで、好んで竿を出す方は少ない釣り場です。
満潮近辺を狙うのがセオリーで、夜釣りはともかく日中は下げの5分ぐらいから上げの5分ぐらいは釣りになりません。^^;
夜の満ち込み狙いで、ウキ釣りをすればメイタやセイゴが釣れることがあります。
ここでは脈釣りでアラカブやメバルなどを狙うのが楽しいものです。
先端部分からのちょい投げでキス、ハゼ、メゴチ・・・などが釣れますし、その横に隣接する小さな砂浜からも同様に狙えます。
ポイント②
ここはほとんどの方が河口側に向って釣りをする釣り場です。
夏場は河口付近にキスが集まりますから、ちょい投げで釣れます。
夜のウキ釣りでは満ち込み狙いでメイタやセイゴも釣れます。
個人的には、内側の船が係留してあるところを脈釣りするのが好きなポイントです。
夜の脈釣りでは思わぬ釣果に恵まれることがあります。
ポイント③
導流堤から続くサーフからはもちろんですが、ハゼ、キス、メゴチ・・・などが狙えます。
近年のエギングブームでこちらのサーフからもミズイカが釣れています。
ポイント④
石積の波止と呼ばれるポイントで、こちらは晩秋から春先にかけてのメバルポイントとして知られています。
日中はモエビ、夜釣りはアオムシが鉄板のエサであることはいうまでもありません。
メバリングもできますが、やはりエサ釣りには敵いません。
夏から秋にかけてのウキ釣りでは、メイタ、クロ、セイゴ、アラカブなども狙えます。
宮浦漁港&石積の波止総評
基本的には、魚の活性が上がるGWぐらいから晩秋にかけての釣り場です。
冬場は以前はカレイやアイナメが良く釣れたんですが、近年はごく稀にしか釣れません。
カレイやアイナメに関しては、ここだけの問題ではなく、どこの釣り場に行っても狙って確実に釣れる釣り場はほとんどなくなりました。(涙)
更にここは徴収する方がいませんが、駐車代が400円かかります。^^;
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