天神ビックバンの1丁目1番地のワンビルオープン

忘備録

2025年4月24日の木曜日に、天神ビックバンの1丁目1番地のワンビルがオープンしました。

新聞やテレビでも報道されているので、ご存知な方が大半だと思います。

私の周囲には、「新聞やテレビなどのオールドメディアは一切見聞しない!」という方が、結構います。

そういう方も、スマホやパソコンのニュースでしっかりとご存知でした。

旧福ビルと天神コアとビブレを合わせた広さですから、広くないはずがありません。

ピクセルツリーは、新たな天神の待ち合わせ場所になりそうですね!

仕事帰りに立ち寄ったワンビルのオープン。

実は、4月の21日に、ワンビルの地下2階(B2)に入るクリスピークリームドーナツが、12個入りの箱を400名に無料で配ったというニュースがテレビで放映されました。

それを見た私の妻は、翌日2匹目のドジョウならぬあるかどうかも分からない2回目の無料配布の「ドーナツをもらってきて!」と、いとも簡単に言うので呆れました。

仕方ないので、天神地下街のワンビルの入り口付近を仕事帰りにウロウロ。

当然のことながら、ドーナツを配布していませんでした。

花咲爺さんの話に出てくる噂を聞きつけてスカを引く意地悪爺さんになった気持ちでした・・・。

で、ただでは貰えなかったけど、ドーナツでも買って帰ろうかと思いきや、その行列を見てすぐにやめました。

私は非常に短気なので、何時間も並んでモノを買うなどということが信じられない性格です。

なので、人だかりができている店は、基本的に近づきません。

アップルパイが大好きな私は、「リンゴとバター」というお店に行列ができているのに興味を持ちましたが、どのようなモノが売られているか確かめもせずに通り過ぎました。

あえてオープンしたばかりのお店に「話のネタ」とばかり並んだり、買ったりするような年齢でもないような気がしましたし、あくまで仕事帰りの立ち寄りです。

他に、B2とB1のお店をザッと見ましたが、今日は通るだけにすると決めていましたので、あえて立ち寄りたいところも素通りしました。

地下の2階と1階は、天神地下街と直結していることもあり、人の多いこと!多いこと!

6階の休憩スペースは待ち合わせ場所にピッタリかも!

天神に出向いて他の場所に行くのに待ち合わせるなら、ピクセルツリーの周辺部でも良いかもですが、ワンビル内での待ち合わせでしたら6階の休憩スペースはなかなか良かったです。

パソコンなどを持ち込んで、気楽に休憩できます。

休憩スペースは、天神では有難いスペースです。

九州で一番地代が高い場所ですから、モノを買うしか座るスペースもままならないことが多かったのですが、今後はそういうのは流行らないと思います。

今はオープンして間もないからたくさんの方が訪れますが、1~2年も経てばそのうちヒマになるはずです。

テナントも入れ代わるでしょう。

今は行列ができていても、2年後には消えるお店もあるかもしれません。

そのような時に市民の印象に残るのは、6階のようなスペースだと思います。

たまたまですが、見ても楽しいものが催されていました。

通路に飾られているアートは、私が好きなモノでした。

天神ビックバンに思うこと

天神の1等地で、リーズナブルなお値段で定食を提供してくれる天神福食堂のことは、たびたびいろいろな報道番組で取り上げられました。

天神のド真ん中で、ランチが1000円以下で食べられるのが謳い文句だが、にしても安い!と思い方がどれほどいるかである。

日経新聞で読んだ内容では、「働く人の昼食平均485円、3年連続増 外食なら1250円」という内容を見たことにも由来します。

はっきり申し上げて、どこかのお店に入り昼食が485円以下で何かが食べるかどうか考えていただきたい。

天神地区最安値の楽勝ラーメンでも490円で、どこかのお店に入れば800円ぐらいはして当たり前なはず。

悲しいかな、会社員は天神でランチをお店で食べるなど、週に1回ぐらいしかできないはずなのである。

妻帯者で妻もそれなりに稼ぐなら別だが、昨今の平均年収の会社員だったら、とてもじゃないが昼食にお店で何かを食べることすら出来ないはず。

それどころか、コンビニで弁当すら、もまともに買えないのではないでしょうか?

それほど日本は、多くの日本人は、貧しくなってしまっています。

給料が上がらないのに、値段が高い店が天神ビックバンでアチコチできても、それが継続するかどうかは甚だ疑問です。

今現在もワンビルの裏や旧イムズの跡地やグランドホテルの周囲にもビルができていますが、それらが完成していろいろなお店が出来たり、貸しオフィスが出来ても、それらがすべて栄えるとは到底思えません。

美味しいお店や楽しいお店ができるのは嬉しい反面、無くなった時の喪失感をこれまで何度も味わってきましたので、喜んでばかりいられないのですが、なるようにしかならないのが世の常です。

こういう言い方をすると無責任ですが、出店するのにお金を出資したわけでもないし、閉店したからと云って何ら経済的な損失もないわけですから、どうぞご自由にやりたい放題やって下さい!としか言いようがございません。

光の裏には影が必ずあります。

そう云えば、失われた30年前ぐらいから、盛んにマイナスを考えない陽転思考が推奨されましたが、それで今の世の中このザマです。

誰かさんたちが利権や既得権益を拡大するがために、デメリットをなるべく考えさせないように思考を操作したようにも思えてしまいます。

考え過ぎですかね?

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